SWR17号機(TypeB)
(注意:この記事はブロガリに掲載したSWR17号機TypeB 作成時の複数記事(2014.4.12~2014.5.3)を再編集してまとめた記事です)
この完成形になるまでの経緯?をつらつらと。
#1
今回は自作パーツのSWR108.sufを主に使います。
裏側に窪みを設けた、装甲板をイメージしたパーツ。縦使い方に合わせて引き伸ばす方向を縦と横に変えると、意外な使い道が出てきます。
勿論、その他のパーツも諸々使ってます。
昨年の1月(2013.1)に作成していた下のSWR17号機をベースにTypeBを作成します。
左側がベースになるSWR17号機、右側が作成開始したところ。
爪先立ちになっているので背伸びしてますが、新旧で関節同士の間隔は変わらず。
装甲パーツが重なる構成の仕方は同じつもりなのですが、並べると左の方が「ぼてっ」とした印象、右はシャープな印象?
色々な影響を受けつつ今回はこの路線で少し進めて見ようかと思います。
膝の突起はSWR107.sufを使用。
#2
いきなりですが、当時時間が有った?ので、ここまで来ています。
拳は手抜きなので、前の物を流用しています。
頭部のボリュームアップ。 タテガミの様に後頭部側を延長、トレードマーク?の縦角を追加。
タテガミが襟と干渉するので、腕の付け根部分まで外側へ襟を移動。
肩と大腿部の装甲にそれぞれパーツ(赤)追加。
その他は関節部などの色をベースモデルの青系からグレー系に修正。
#3
今回はDOGA Lシリーズを知らない方向けのお話し。
SWRシリーズのロボは、できるだけ同じパーツを使いまわす様にしてます。
そこで今回は下のパーツがSWR107.sufです。
「SWR108」は元々ロボットの腰部装甲板をイメージしてデザインしているので何も変形しない状態(真ん中)の状態で使いやすい筈です。
左が縦方向に拡大、下が横方向に拡大、右上は真ん中の状態から手前に厚みを増す方向に拡大しています。
こんな感じに伸縮させたパーツを組合せています。
Lシリーズにはデフォルトで色々な形状のパーツが用意されているのですが、出来上がった作品は用意されていたパーツの組み合わせなので共同著作物になります。
SWRシリーズパーツの様に自分でオリジナル形状のパーツを作ってしまえば自分だけの著作物になります。 コレが無いと諸々のコンテストに作品を出せないので非常に便利に使えています。
#4
先ずは前から
肩、脛等の赤色のフィンを追加してジグザグ状に配置。 脛の外側の黒いパーツには細なノズル等を追加して見栄えをUp。
これは本体の機動性と防御力を補う追加ユニット。
次背面。
腰の後の燕尾装甲にも赤いパーツでジグザグに縁を追加。 脛や背中等、「裏側」な感じで白い装甲は控えめ。
足首はバイクのリヤスイングアームの様に内側だけの方持ち支持、フェンダー付き。 踵の上から後ろへ伸びるパーツは爪先の延長になります。
まだパーツを配置しただけの場所も多いなぁ。。。
#5
頭部パーツの一部を赤くして細なパーツを追加。
眉毛の当たりに黒いパーツを追加して元のパーツの見え方を修正。Vアンテナにならない様にしたつもり。。。
肩の下側に張り付いていたフィンは少し形状を変えてパーツのカタチが全部見えないように修正。赤い部分には頭部と同様にリブを追加。
脛の裾部分の赤い部部にもリブを追加。 爪先はパーツの大きさを変えて少しスリムにしたのですが、逆に先端が目立ってしまいました。
下はカラバリを2パターン。
先ずは青系。
どこかで見た様な色合いの青ですが気の所為。。。
次はピンク系。
搭乗者のパーソナルカラーって感じです。
#6
大きく変えたのは2箇所。
胸:前回までは膝の形状をベースにて下側への突き出しが大きな形状だったのを、コンパクトに変更。これでお腹まわりもスッキリ。
肩:ここも膝の形状をベースにしていたのでばっさりと変更。発光パーツを埋め込んで目力を追加。その他、上腕と下腕、大腿部の中央付近、元の装甲パーツが素のままで見えないように同じ形状の四角いダクトパーツを追加。
先ずは標準カラー版
その他、脛、膝関節、拳、踵以外は全て少しづつ手を加えてます。
次はカラバリで黄色。
単にボディの色を入れ替えただけだと、肩の発光が目立たないので赤系の発光色に変更。 もっと、アチコチ光らせたくなるなぁ。
#7
作画の時間が取れたのでモーションエディタで作画。
胸部中央のパーツは全体にうつむき加減が強かったので上向きに修正。
胸部両脇に追加していた赤い蓋付きの箱(ポッドかダクトか?)は腰の装甲下部にも前方へ向けて追加。
腰中央の白い装甲は一番元パーツの形状が解り易かったので変形度合いを強くして縦長に修正。
肩と目の発光は、GIMPのエアブラシで加工してます。
下は背面。
背中に追加した赤い翼?の裏側の造形はどうするか悩み中。
そこは脛の裏側の処理と同じ考えで、このままでは可哀想なので、推進機関っぽくない何かな造形にしたい感じ。。。
後は踵の辺り?もう少しそれらしくしないと、これじゃぁ洗濯バサミみたいです。
#8
右手に獲物を持たせてポーズをとらせてみました。
画像クリックすると拡大表示されます。
獲物もやはり同じパーツの組み合わせを基本にして作成。 砲口は同心円状にパーツを並べてます。
モーションエディタで作画後、GIMPで背景を追加、トリミングして加算やら乗算やら諸々の処理をしたらレンズフレアを追加して出来上がり。。。 ちょっとポーズが大人しかったので、もう少し派手にしてみましょうか。
#9
右手の獲物を持ったポーズを修正して再作画、背景も作り直し、DOGAギャラリーへ投稿しました。
レンズの画角を広角にしているので獲物が本体より大きく見えますが、バランスは普通のライフルくらいな感じです。 もっと後方まで長い、大砲いたいなデザインの方が良かったかな? でも、長い獲物は持たせてポーズを決めた時、毎回同じようなポーズになってしまうんですよね。
この角度では見えない、脛の裏側や背中等の作り込みを行う予定。
#10
pixiv投稿版。
<中>{img20140430115236845.jpg 幅:400px リンク:ON}</中> pixiv投稿版の幅を半分の640にした縮小版です。
こちらはDOGAギャラリー版よりもGIMPの加工が多くなってます。 本体に対して目立つ背景を黒い帯で上下カット、左下の隅に五月蝿かったテキストを小さく配置。 一番上のレイヤに全面黄色を乗算モードで追加して、絵全体を落ち着かせた、筈(汗)。
GIMPの加工を追加した方が絵としては向上してますよね?
#11
背面の処理、折角なので青いカラバリにて光源を複数配置したモーションエディタで作画。
肩と頭部に配置していたFINを背中と脛の裏にも配置。
踵の周囲も細なパーツを追加。
右手装備のバランスを変更。 広角レンズで作画すると随分大きく見えますが、それほど大きくない。
#12
青いカラバリを見ていたら次第にトライデントを持たせたくなり、こんな感じになりました。
背景は何となく水の底みたいな感じで。。。
銛の握り方、拳に対して90度の角度で持たせている為、柄が下腕の袖を突き抜けてます。
今は拳だけを交換してますが、銛を持たせる時は下腕も交換必要。 下腕の外側には殴ったときに拳を破損しない様にド付き合い専用の衝角が備わってるので、これをスライドさせて銛の柄が干渉しないようにしようかと。
#13
右手装備の剣を作成。
JPEG圧縮率90ではちょっと荒すぎだったでしょうか。
この剣の刃の部分も今回使い回しのパーツで作成。 素直なカタチでは無いですけど、それなりに剣らしくなったかな。 右下腕、柄に干渉していた部分をスライドさせたので干渉が解消。
#14(Last)
折角大剣を持たせたので、アノポーズをとらせてみました。
サンライズのロボットアニメで良く見る決めポーズ。
本当はもう少し下から上を見上げる煽りアングルにカメラを配置したかったのですが、このロボの顔の構造がイマイチで、見上げるとちょっとかっこ悪い。。。納得行かないので見下ろし気味の角度で決めポーズとなりました。 顔が一番手抜きだっなぁと反省。
背景や、エフェクトはGIMPを使っています。